快楽の南国Ⅱ
アルバイトをしてみると考えを変えなくてはならない現実があった!客についてだ、若い客がやたらと目立つ!なぜ?と俺は考えた!光男君に聞いてみたら、頻繁に来る客ばかりだと言った、たしかにこの店はキャバクラより安い!女の子の単価が安いからだ、しかし若い頃金を払って女の子と会話するだけの店に行くか?俺はそう思った。光男君によれば最近は若い客ばかりだそうだ、なぜなんだ?女の子に聞いてみた彼女達の話ではSEXを強要された事はないそうで毎日メールや電話をすると必ず返事が来るそうだ、律儀な若者かい?そんな感じには見えない奴らばかりだ!特にスケベな行動にも出ないで、ひたすら話をしてる、若いのだから普通は女の子とヤリタイ気分にならないとね?そんな俺が異常なのかな?しかしだらしない若者に感じてしまった。キッチンから見てると今時の若者なんだよな、そこそこモテそうな奴も沢山来ている、不思議な光景だなぁ光男君が言った、高い店は年寄りや金持ちの、スケベじじいが多いが安い店は若者ばかりだと、二極化なんだそうだ、この国と同じじゃん、女の子が言っていた、愛してると言う言葉をあげると、すごく嬉しい顔するよ!だって愛に飢えているのかい?そんな顔悪くないやつばかりだよ?なんか不思議でならなかった、店が終わり食事にスタッフと出かけた!そこに、さっきの若者達がいた光男君をみつけ近づいてきた!一緒に飲む事になったが、彼らはキッチリ一旦精算し新たに飲むらしい!光男君に割り勘でと話してた。ふ~ん意外とキチンとしてるね、彼らの話は俺に取って勉強になった。
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