君の左手





二人で空を見ながらぼーっとしてると・・・











・・・なんか話声が聞こえてきた



「チッ」



思わず舌打ちした私に




「ど~したの~~??」




間延びした声で芽衣が尋ねてくる




「誰か来た

 ここは私たちの場所なのに・・・」





そういう私に



「まぁいんじゃない??

 一応学校はみんなの場所だしね」





・・・・・たしかに。




「けどさぁ・・・・」




ーーーーがちゃ
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