君の左手




「わ~

 女の子がいる~~」



「・・・なんというか

 二人ともかなりの美人だな。」



「・・・・・・・」




私たちの顔を見るなり

なんか言いだしたこいつら


・・・・だっから顔が見えねぇんだよ!!




「・・あ~~

 どちらさん??」



私が尋ねると




「「俺たちのことしらねぇの!!???」」


「・・・・・」




いや。



暴走族の幹部だってことは知ってる






それ以上は知らないし・・・・




「知らん。」





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