スイーツな関係
遥人の眉間が微かに寄せられる。

怒ったのかもしれない。でも、無視されるよりいい。


「私を利用して」
「いったい何を……?」
「お父様に言って家賃を下げさせるわ。住まいはマンションを借りるし、この店の宣伝もする。遥人がお金の苦労しないようにしてあげる。だから――」


バンッ!


遥人がテーブルを両手で叩いた。

驚いて私の身体がビクッと跳ねる。


< 111 / 512 >

この作品をシェア

pagetop