スイーツな関係
「開けて下さい……」


深い絨毯のせいで足音は全く聞こえなかった。


「嫌だね」


え……? いや……?


泣き顔を見せたくなかったのに、あっけにとられて振り向いてしまった。
遥人の何を考えているのかわからない瞳とぶつかる。


「どうして……?」
「気が変わった」
「それって、どういう意味――っ!んっ」


腰をグッと掴まれ引き寄せられ、唇が重なる。


なんで……?


逃れようと遥人の胸を乱暴に叩くものの、熱い唇であっけなく開かされ舌で口内を探られるように入り込む。


「ん……ぅ……」


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