スイーツな関係
『遥人……』
「麗香、今どこにいる?」
『……』
「麗香? どこにいる?」
『……遥……人、ごめんなさい……もう……』
「もう?」


しゃくりあげる様な声が聞こえ、俺の胸は痛みを感じた。

麗香を泣かせたくない。


「麗香、会おう。言い訳を聞くよ」
『……』


俺はパーティー会場を出て、携帯を耳に当てながら通りで麗香の姿を探す。


「麗香、いい加減に教えないと怒るからな」
『……駅の……コーヒーショップ』
「わかった。絶対にそこから動くなよ」


俺は駅に向かって走り出した。

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