スイーツな関係
「遥人」
『ん? 周りがにぎやかだね?』

賑やかどころじゃない。ざわざわとうるさいほど。

「ごめんね。友達と会っていて。明日の到着は15時だよね?」
『いや……』
「いや? もしかして帰国が延びたの?」
『日本にいる。夕方に戻って来たんだ』
「えっ?」
『会いたい。話があるんだ』


耳をかすめる遥人の甘い言葉に胸がキュンとなる。


「で、でも今日は――」
『どこにいる? 終わる頃、迎えに行くよ』

私に会いたいと言ってくれる。
嬉しくて舞い上がりそうだ。


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