スイーツな関係
「麗香、大丈夫?」

足元をふらつかせる彼女を気遣う女友達の声が耳に入ってくる。


「由梨ちゃん、俺が送って行くから大丈夫。次行っちゃってよ」


席に着いていた時から、彼女の隣に座っていた男がみんなに言う。


「そう? じゃあ、麗香のことよろしくね。麗香、またね」
「ん~」

彼女はニコニコ笑って、立ち去る友人に手を振っている。


ふたりを残し、他の連中は店を出て行く。


彼女はこうやって男を部屋に上がらせるのか?
そう考えると無性に腹が立ってきた。


その時、


「わたしは~、ひろりれ、らい……だいじょーぶれす!」


彼女はよろめく自分を抱きかかえようとする男の手を払う。


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