スイーツな関係
「寝ちゃった……」


信じられないと言うように、呟く彼女。


「ランチも食べないで、眠りこんですまない。お腹が空いただろう」


彼女に良い印象を与えたいわけじゃないが、これは心から悪いと思っている。


「い、いいえ……」


自分も寝てしまったせいなのか、バツが悪い顔をしている。


俺は起き上がり立ち上がった。


「シャワー、先に使う?」


汗をかいて気持ち悪いだろうから、何の意味もなく言った言葉だった。


それを言った途端、彼女が肩をビクッと跳ねらせ驚いた顔で俺を見る。


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