旦那様は芸能人~そして、初恋の人~【完】
ダンサーとして、スカウトされた事務所の歌手と組み、5人グループでデビューも決まって居た。

でも、1週間前に夢を捨てた。

幼稚園と、パパを守る為に。



「中森先生、どうかしました?
顔がめちゃくちゃ怖いですよ;;」



「何でもない。気にしないで」



「それなら、良いんですけど…」



お昼寝の時間で、職員室には交代で休憩に来る先生たち。

私は担当する園児の連絡帳を記入してから、交代に向かった。




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