タイムトラベラー
「アホか!そんなんで戻るわけ無い…って…」

また眩しい光に包まれ窓の外を見てみると…

真っ暗……

「ほら!戻ったやん!」

「ほ、本間や…」

下ではうちの家族と遼の家族の笑い声がしている。
一緒に晩御飯食べてるんやな…ってうちの家族は今田舎に帰ってるはずやのに!??

「おっかわりー」

どこか聞き覚えのある男の子の声。


「今何年かカレンダー見て!」

「んーカレンダー無いっぽい;」

「何で!?」

「俺カレンダーなんてつけねーもん♪」

「カレンダーぐらいつけろやアホがあぁぁっ!!!何か無いん?今がいつなんか分かるもの!」

「んーっ………あ!!もしかしたら…」
遼が机の中を探る。

「あったぁー!!!」

その手にあるのは遼の携帯。
お前の机は四次元ポケットか!と心の中で突っ込みつつ、携帯を除くと

2003年

中学一年ってとこかな?

あぁ、じゃああの声は遼の声変わりする前の声やったんか…
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