初恋~
タイトル未編集
あれは中学二年生の頃だった。

クラス替えをして新しい雰囲気に
まだおどおどとしていた。

俺は中学生の頃は、
特にやんちゃでもなく
おとなしくもなく、誰とでも
しゃべる方で友達も多かった。

そんな中、新しいクラスを見渡すと、
空いている席が一つあった。

俺は気になり担任の
数学の教師、加藤に聞いてみた。
俺 「あの席誰なん?」

加藤「あれか? あの席は確か池田やなぁ。」

(池田って誰やろ? あ~あの変な
茶髪で学校にもあんまし来てないやつかぁ。)

と思いながら加藤の話を流した。

そして次の日普通に授業を
受けていたら、

「ガラガラガラ~」

と、扉が開く音が聞こえ
ふと顔を上げてみた。

するとそこにわあの
茶髪でいかにも絡みずらそうな
池田がふてぶてしい顔で
教室に入ってきた。

加藤「池田、遅かったやんけぇ。」

池田「寝てた。」

池田はふてぶてしい顔のまま
そんな言葉を聞こえるか
聞こえないかぐらいの声で話した。

(なんかあいつとわ上手く
やっていけそうにないわぁ。)

と思いながらその光景を見ていた。

そんな日が3ヶ月ぐらい続いた。

そして夏休みを迎えた。

中学生の夏休みとはとても
楽しく一番楽しめた時期だ!

友達と海や、どこかへ
自転車で行ってみたりを
繰り返していた。

そんなある日、ファミールという公園で
見覚えのある茶髪が遊んでいた。

そこには偶然、一年のとき
同じクラスだった『あやか』という
女の子も一緒にいた。






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