想 sougetu 月
「……なに?」

 両手首を両足首に縛られ困惑する。

 どうしてこんなことをしたのだろうか?

 斎は満足そうに私の姿を見て、身をかがめた。
 その行動にぎょっとしてしまう。
 だって身をかがめ、斎の頭が沈んだ場所は私の股の間。

「い……斎?!」

 声をかけたとたん、あの場所に暖かなものが這った。
 その感触に体が大きく跳ねる。

 一瞬何が起きているのかわからず、とっさに足を閉じようとして両腕が引っ張られた。

 くくりつけられた自分の腕のせいで、足を閉じることが出来ない。
 慌てて身を起こそうとしたとたん、私の腿を斎の手がしっかりと固定して動けなくなってしまった。

 くちゅっと水音がする。

 音がする度、ピリピリとした刺激に体が痙攣してしまう。
 濡れた斎の舌が私のあそこを舐めていることが私にもわかった。

「いあっ……。そんなとこ斎ダメ!」

 足を閉じたいのに閉じられない。
 コードを解こうと腕を引っ張るがまったく動かなかった。
 
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