Endless One-sided Love
「私らしさをも失わせるあなたは


不思議だけど大好きな人です」





「好きな刑事ドラマの第1話に出てきた犯人役の人に似てるかな」


そんな第一印象だったのに


あなたの優しさに触れるほどに


あなたの微笑みを見るほどに


「私は惚れっぽいから優しさに惹かれてるだけ」


「こんなの恋なんかじゃない」


認めようとしなかったけど


他の女の子があなたに近付く度に焦りや苛立ちを感じたり


楽しい冗談を私に向けてくれるのがたまらなく嬉しくなったり


いつのまにか目で追っていたり


会えない日は寂しさ埋めるみたいにあなたのことを思い出している私がいて


ようやく恋だと認められるようになった


仕事に恋愛感情なんて邪魔なだけだと思っていたのに


あなたに恋してから毎日が眩しい
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