オレは妹に恋をする
「もし、恭介が私から

離れるようなことがあったら、

あなたの高校と、恭介の大学中、

二人の事言いふらしてやるから」


・・・・

そんな・・

私は我慢できるけど、

恭兄だけは、傷つけないで・・・


私は顔をあげて、

小夜さんを睨んだ。


「あなたが、恭介に嫌いだって言えば、

済むことでしょ?」


・・・

こぶしを握りしめて、

俯いた。



「答えは、今ここで出して。

私はいくらでも待ってるから」


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