Beyond Your Imagination


…そうして過ごして、昼休み。

私と有里くんは昼ご飯を食べるために、屋上へ。





アリサト「…あのさ…今日、鎖部さんヘンだよね?

何かあった?」

アキ「う…」


弁当も半分くらい食べた頃。

口を開いたのは有里くんだった。

…やっぱり不審に思われていたみたいだ。


アキ「えー…と…」

アリサト「言ってくれなきゃ俺、何も出来ない…」


整った顔で私を見つめる有里くん。

な、なんか…緊張しちゃうな…。


アキ「そ、そのっ!

有里くんの名…」


ガチャッ。


「あ!いた!鎖部さん!」


私の言葉を遮り、突然開いた屋上の扉。

同じクラスの子…?


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