Beyond Your Imagination
バタン。
視聴覚室に入る。
時計を見ると12時40分を示していた。
さっきは女の子達に質問攻めにあって…大変だったな…。
アキ「…はぁ」
…今まで気がつかなかった。
真田先輩がモテている事に。
どう見たって愛想が良くて、容姿も良くて…。
そんな人と私は。
??「随分大きな溜め息だね」
アキ「!!」
…真田先輩…。
ナオシ「どうか、したの?」
首を傾げ、微笑んで見せる先輩。
この人が…私の愛しい人。
アキ「あ、いえ…
何にも無いです!」
ナオシ「そうか?
なら良いけど…」
アキ「はい…」
沈黙が空気を重くさせた。
ナオシ「あ、
有里くんの名前、分かった?」
アキ「そ、それがですね…」
真田先輩に痛い所を突かれる。