Beyond Your Imagination
アキ「わ、私、先に戻っていますね!!」
ナオシ「う、うん、ありがとう」
パタン。
アキ「…ふぅ…」
深く深呼吸をする。
その息でさえ、熱く、震える。
"起きないと…キスしちゃうよ…"
アキ「…ッ!!///」
起きた時、微かに聞こえた甘い声が今はっきりと過った。
先輩…この胸のドキドキをどうにかして下さい。
タツヤ「あ、アキちゃん
直獅どう?」
アキ「め、目を覚ましました」
タツヤ「そ、そっか」
何故一緒に戻って来なかったか、不思議な顔の鈴木先輩。
タツヤ「あ、そうそう
ヴォーカル専用の練習室取れたから使っていいよ
アップライトだがピアノもある場所だぜ!」
パート練習時の教室を用意してくれたみたいだった。
私は先輩に礼を告げ、早速教室へ向かった。
アキ「わぁ!」
向かった練習室は収録スタジオのような部屋だった。
先輩が言っていたように隅にアップライトのピアノがあった。
今日からここで歌の練習だと考えると、ワクワクしてくる。