気合いの華
ガチャッ!

「あ、お疲れ~♪」

「なんだ、居たならメールくれよ?」

そこには冴島くんと隼人先輩がいた。

「つーか松戸くんとカズキ、その怪我どしたの?」

「まぁ、さっき色々あって…」

「どした?ミッキーにぶん殴られたか?」

冴島くんは笑いながら冗談をかます。

「俺を何だと思ってんだよ?」

「あれ?つかミッキーも怪我してね?昨日の乱闘で怪我なんてしてたっけ?」

「ちょっと気合い入れてきたのよ!!」

「なんじゃそりゃ?何かやらかす時は呼んでくれって?」

「まぁそん時は呼ぶからよ♪つか他の連中は?」

「家帰ったんじゃね?」

「さっきまでは片岡と狭川も居たんだけどな!」

「コイツは女が学校終わるまで暇だからってココで暇潰してたんだとよ?」

「気持ち悪ぃ奴だなぁ!」

「ミッキーそんな言い方すんなよ?それに違うって!部活始まんの待ってんだよ!!」

「あぁ、まだ終わってねぇんか?」

「あのねぇ…」

隼人先輩が少し凹んだのを見て、冴島くんが、
「隼人ん時も乱闘加わってやるって♪」

の一言で隼人先輩は更に凹んでいた様だ。
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