わたるんといっしょ


恐るべし、ヒャッハークジ。千円も失ったあげくのハズレでも泣きたいのに、更に不快さ加えて当事者を号泣させていた。


「隊長の無念は、自分がっ」


果たすと第二手。


「阿行さんのためなら――ふんぬばあぁ!」


気合い込めた掛け声と共にクジが引かれる。


『特別――』


「おお、ままよ!」


『でありたかった』


「どこの厨二だああぁ!」


ツッコミと共に最後尾まで走り出す若者であった。


第三手。


「阿行さんのためなら――ぐぬらああぁ!」


燃え上がるような掛け声と共にクジは引かれ。


『あた――』


「なんとっ」


『りだったらいいのにね☆』


「……」


燃え尽きた。


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