わたるんといっしょ


第四手。


「阿行さんのためなら――うずばっぱああぁ!」


命を賭けるかのような掛け声と共にクジは引かれ。


『あたり――』


「ああっ!」


『前体操を即興で作って、この場でやれ』


「なんの罰ゲームうぅ!?」


とか言いつつ、右足左足で歩ける、をしていた。


第五、第六と続いていく挑戦。その度に生まれる敗残兵たち。


「三等の網、穴あいてるっ」


「わー、二等の賞品、この前かーちゃんに捨てられた漫画ばっかだー、ラッキー」


「この場で叩き折ってやるわあぁ!」


三等、二等、一等は出たというのに、後はハズレクジばかり。


「……」


というか、あと何回やっても特別賞は出ないだろうとわたるんは踏んでいた。


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