わたるんといっしょ


『わたるん父親なのっ。――あ、じゃあ、私が母親だね!(≧∇≦)』


『わ、わたるんはん、な、なんでなんっ!――つぅ、どこのメス豚だっ。僕の愛する人の種を植え付けた家畜はっ。その腹ごと、子宮かっさばく!』


『ヒャヒャ、おうおう、わた――』


「……」


溝出は藤馬と似たようなもんだと、省きます。ヒャッハー涙目だが、気にしたら負けだ。


ピクシーをみんなに紹介して、こちらの世界に慣れさせようとも思ったが、今のリアル想像あっては躊躇ってしまう。


「――と」


考え事をしていたために、気づくのが遅れた。


咄嗟に、襟元のピクシーを隠したのは行き先に人がいたからだった。


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