わたるんといっしょ
「それも、川堀さんが……?」
「はい。飽きずにまた、自殺中継を。今度は首を吊るようでしたので、“予行練習中”に台座を蹴飛ばしました」
何とも言えない話でしかなかった。
どちらも悪いと言えて、どっちもどっちなんだろうが、自殺遊びの実態は、渉が思う以上に悪質であった。
「あの男もまた、世に知らしめたいならば、SNSやらで広めていることでしょう。奇行も見ようによっては、おもしろネタ。『馬鹿な真似をしている男』として、ネットの一部を賑わせているかもしれませんねぇ。
もっとも、あの男は、本気で死んで、野次たちを騒然にしたいと企むようですがねぇ」