わたるんといっしょ
どんどん祭りから遠ざかり、やけに沈鬱した場所に招かれた。
本当に嫌な予感がしてきたと、帰りたい思いに駆られたが。
「あ」
と、一つの屋台を見つけて気が変わった。
おんぼろな作りの屋台。溝出自作でも、あそこまで作れるのならばホームレス生活も出来んじゃないかとは、さておき。
「わたるんだーっ」
と、きゃぴきゃぴ騒ぐ顔馴染みにわたるんは困惑した。
「阿行(あぎょう)さん、まで……」
白いミニスカ着物に顔文字お面。
(≧∇≦)となり体で喜びを表現するわけだが、ヘブンがばふんばふん。
マスクメロン二つ、バケツプリンのようにばるんばるんで、男全てを悩殺するアルカディア所持者は、いつものようにわたるんにおぶさった。