わたるんといっしょ
「つぅ……!」
受け取ったその謝罪が何を意味するのか知らない。
――知りたく、ないよ。
誰もいなくなった河川敷で、好美はへたりこむ。
「う、うぅ……っ」
ボロボロ泣きこぼし、しゃくりあげた。
何が悲しいのかさえも、知りたくない。
「もぅ、なんで」
――分かんないよ、渉くん。
「分かんないっ」
――友達なのに。
「私だけなの……っ」
――友達と、思っていたのは。
「つ、くぅ、うぅっ!」
涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、好美は立ち上がった。
力なんか絶望に持ってかれて湧かないはずなのに。
「まだ私、渉くんと一緒に、いたい、からぁ!」
諦めるわけには、いかないんだ。