【完】運命は罠と共に
なにがいけなかったんだろう。


もう怒らせないって決めていたのに、やらかしてしまったらしい。


だって目の前にはすごく不機嫌な洋輔さん。


狭いソファに押し倒され、私からは洋輔さんの顔と天井しか見えなかった。


仕事終わりに私の家にやってきて、いきなりこの状況。


私には有無も言わせなかった。


こっちに来るって連絡があったから、嬉しくて意気揚々とご飯の準備をして待ってたのに。


なんて理不尽な展開なんだろうか。



「何が言いたいか分かる?」



「今考えてます」



分からないから困ってるんです。


さてはて何に怒っていらっしゃるのだろうか。


洋輔さんの顔をボーっと眺めながら、趣味に没頭した今日1日の行動を思い返してみた。










あっ、趣味は隠してたんだった。






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