私を壊して そしてキスして
「香坂、大丈夫か?」
「――はい」
「だけど、顔が青い」
そう言った彼は、自分の肩に私の頭を誘導する。
たまらなく人恋しかった私は、少し酔ったふりをして彼の肩にもたれ掛ってしまう。
「目を閉じて? 少しでも眠れ」
私は彼の言うままにゆっくり目を閉じて、すべての思考をシャットダウンしていく。
ずっとそれができなくて、眠ることができなかった私。
だけど、今日は少し――。
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