騙されてあげる~鬼上司に秘密の恋心~
「あら?麻菜ちゃん、寝ちゃったの?」
「麻菜があんまり強くないのに、お前があんなに勧めるからだろ」
「まさか、こんなに弱いとは思わなくて。それにしても秀平の肩にもたれちゃって。本当可愛いわね、麻菜ちゃん」
「ふっ、ジョンは見るなよ」
「うっわー、すっごい独占欲ー。こんな子どもっぽい男を麻菜が好きだなんて」
「うっせーな」
「それより副店長、早く麻菜さんを連れて帰ってあげないと」
「そうだな。悪いけど、村田ちゃん。タクシー呼んで」