騙されてあげる~鬼上司に秘密の恋心~
「ねぇ、麻菜ちゃん。久しぶりに一緒に夕飯作りましょうか」
それからおばさんと7年ぶりに一緒にご飯を作った。
小さい頃から、わたしはお母さんではなくおばさんに料理を教えてもらって。
よくこうして一緒に料理をしていた。
それから秀ちゃんの家でご飯も一緒に食べて、この家族の一員みたいにしてもらっていた。
「麻菜ちゃん、料理の腕上げたわね」
「本当!?毎日料理してるからね。今は和食より洋食の方が得意になったけど」
アメリカに行ってからもおばさんに教えてもらっていた料理をしていたけど。
向こうではなかなかおばさんの味を出せなかった。
「あら、そうなの。じゃあ、今度教えてもらおうかしら」
ふふふとおばさんは笑った。