【完】三つ子のヤクザと狼娘 巻ノ壱






 私は、奏太さんの腕をゆっくり引き剥がした。




 それから、ベッドを出て、




 ぬいぐるみを拾い上げた。




 ぬいぐるみを、奏太さんの腕の中に置く。





 これで、淋しくないでしょ?(笑)







 私は、部屋を出た。




 時計を確認すると、寝てから一時間経っていた。




 まだ三十分くらいかと思っていたから、私は驚いた。



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