不器用なぼくら

恒例行事

仕事に慣れた5月上旬



世間はゴールデンウィークです



お店が定休日の今日 



なぜかスタッフルームに全員集合していた



みお「あの、今日何するんですか?」



さえ「あ。今日ってあれじゃない?」



幸宏「あれだ!やっと俺の楽しみがやってきた!」



シュン「あれね・・・今日車で来なくてよかった」



廉「俺バイクで来ちゃったし。しまったー」



太郎「腹減ったー」









ガチャッ









山田「おー悪いな待たせて!」



幸宏「ねぇねぇ!今回はどこー!?俺ちょー楽しみ!」



みお「さえちゃん。“あれ”って何?」



さえ「あぁ。“あれ”っていうのは月1回のkagayaki恒例行事だよ!」



みお「恒例・・・行事?」



チラッと皆を見ると心なしかいつもよりテンションが高い



山田「よし。今回の行事はこれだーーー!!!」










バシッッッ








皆が一斉にテーブルを見た








「「「「「「「遊園地!?」」」」」」」







山田「知り合いからチケットもらったんだよ!もったいないだろ!」



廉「うわ。出たよ。山さんのもったいない病」



幸宏「俺遊園地楽しみー!」



さえ「私も!」



シュン「めちゃくちゃ久しぶりだわー」



薫「俺も同じく」



廉「ユキとか1人で盛り上がりそう」



太郎「俺も楽しみー。田中さんは?」



急に話を振られてびっくりした



私・・・私は・・・



みお「すごく・・・楽しみです!」



太郎「うん。皆で楽しもっかぁ」



山田「オラーグズグズすんな!早く車乗れよ!」



「「「「「「「はーい!」」」」」」」


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