不器用なぼくら
外に止めてある店長の車に乗り込んだ



運転はもちろん店長



助手席は岡田さん



後ろは残りの私・さえちゃん・清水さん・上中さん・木村さん・田中君の6人



幸宏「出発しんこー!!!」



廉「お前うるさいから!」



太郎「俺トイレ行きたい・・・」



さえ「長老さっき行けばよかったじゃん!」



薫「皆かなりうるせーよ!」



シュン「山さん。昼メシどーすんの?」



山田「あー俺サンドイッチ作ってきたから」



幸宏「よっ!さすが男の中の男!」



山田「バカ野郎!からうんじゃねーよ!!」



「「「「「「はははは!!!」」」」」」











初めて見た 



皆のこんな楽しそうな顔



テンション高いなぁ・・・



ぼんやり外を眺めてると急に頭を叩かれた



みお「いたっ」




廉「おいお前。1人スカしてんなよ」



みお「スカしてなんてないよ!」



廉「お。何だ。反抗すんのか」



みお「うるさい!」



廉「反抗する奴にはこーしてやる」



すると上中さんは私の頭をぐしゃぐしゃにした



廉「あはは。お前凄いんだけど、頭」



みお「・・・」










び・・・びっくりした



上中さん すごく笑ってた



もう 何なの? 調子狂っちゃうよ・・・



幸宏「あれ。田中さん顔赤いよ?」



さえ「本当だ!大丈夫?」



みお「え!いやいや!全然大丈夫!あははは・・・」



チラッと上中さんを見るとクスッと笑ってた













廉「まさか照れてんの?ガキー」













何? 何なの?




心臓うるさいよ
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