星とアタシ
こんなかわいくもない、メガネのおさげ頭の奴を…


「はぁ…璃麻です。」


璃麻…と口ずさんだ流れ星こと憲成さんはいきなりアタシのメガネを取った


「ちょっ、ちょっと何するんですか!?」


視界がぼやけてる…


「うん、メガネないほうがかわいいよ?」


かわいい、か…


「お世辞をありがとうございます。」


すると憲成さんは三つ編みまでもほどいてしまった


「お世辞なんかじゃない…本当にカワイイ♪」


そういうと、髪に口づけをしてきた

ありえない…


今日の運勢…最悪なんだろうな
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