★時の架け橋★ ー誠の背中に恋をした。
朝にそう言われて昼過ぎになったが、



美鈴「あんまり変わんないじゃん」




芹沢一派が帰って来たからと言って会いもしないし、さほど変わりはない。




美鈴がそう言って洗濯物を干していると



「きゃっ!!」



と悲鳴が聞こえ、美鈴は急いで見に行った。



するとそこには女の人が脚を擦っていた。



美鈴(凄く色気がある女の人だなぁ…)



美鈴「大丈夫ですか?」


「えぇ。ありがとうね…」



そう言って美鈴に向き直った。



「私はお梅と申します。…ってあなた凄く綺麗なお顔ねぇ。可愛いっ」



お梅は外見では予想がつかないほど無邪気な笑顔をみせた。



美鈴「えっえっと…私は美鈴です。宜しくお願いします…」




美鈴(お梅さんか…どこかで聞いたことがあるんだけど…)



その時、いかにも厳つそうな男がやってきた。



「お梅!!」
< 76 / 447 >

この作品をシェア

pagetop