ヤサオトコ

 ラブラブになりたい。
 なのに、なれない。

 房江は、この原因が二人の年の差にあると考えた。


 (若くなりたい)


 (若くなりたい)


 (若返りたい)


 寝ても、覚めても、思うのは、その事ばかり。
 房江は四六時中、うわ言のように若返りたい、と心の中で呟いていた。


 (ああ、そうや。若く見えるようにしたら、ええんや)


 (なあ~んや。簡単や)


 ある時、房江は閃いた。








 
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