運命
あれから二週間が過ぎた






あの日以来

亮は海には行かなかった





葉月を気にしてではなく


ここずっと
夏海が一緒にいてくれてたせいか
すごく穏やかにだった













そんな時
いつものように
亮の仕事場に来ていた夏海が
いつものように
亮の背中にくっつきながら




「海に行きたい」


と言ってきた






いつものように
ただ甘えているだけのようにみえたが
亮は少し違和感を覚えた









「どうした?
なんかあったか?」





亮が心配そうにそう聞くと
夏海は


「亮ちゃんじゃないもん」


と亮の腕にしがみつきながら答えた






亮は夏海の頭を
2、3回ポンポンと撫でた























そして

2人して海へと車を走らせた


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