1/2な彼~一日中、君と一緒~
すると、ジェラルド先生は、私の頬に手を置いて
上を向かせて、ちゅっ、と唇に軽くキスをした
『そんなこと、あるわけないじゃないですか
ボクだって、はじめと旅行に行きたいです
というか、・・・はじめと一日中一緒にいたいって思いますし・・・
わかりました。ちゃんと、はじめのお母さんに言ってくださいね?
ありがとうございますって』
そう言って、すごく愛おしいものを見るように、微笑んだ
『はいっ!/////』
『じゃぁ、ボクの車で行きますか?』
『えっ、先生って車持ってるんですか?』
初めて知ったっ・・・
『はい、持ってますよ?大学にも少しだけ運転してきますし』
『乗りたいですっ』
『決まりですね』
『はいっ!』