紅蓮の鬼


「お前がここに来るよう言われたのは、ワタシがお前を鍛えるからだ」


息をついて、困ったように淋が言った。


「…え……竜胆が俺を鍛える?」


千秋は呆然としていた。


瞬きを何度もしている。


「そういうことだ、紫苑」


淋が隣にいる空木に目をやる。


「暫くこの里を頼む」


「りょーかい」


空木は微笑んだ。






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