紅蓮の鬼


「え…っと、俺は?」


話の流れからして、淋と千秋だけがどっかに行くっぽい。


だから、その間に俺は何をすればいいのかと居たたまれなくなったので聞いてみる。


「お前は俺らと一緒に行くんだろ。竜胆の旦那なんだし」


千秋が「お前なに言ってんの?」とでも言いたげな顔をする。


「……おぅ…」


俺も行くのか。


聞いときながら、嬉しいのか嬉しくないのか。


少し複雑な気分だ。


……てか、鬼の夫婦っていっつも二人で行動すんの?


千秋の発言でそう思った。


鬼ってそんなに一途なのか?


とか。


居候の分際で思ってしまう自分がいた。






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