密恋~貴方に触れたくて~
大学の講義が終了し、私は今日もアルバイトに行き、美咲ちゃんに色々と教わりながら今日からレジを打たせてもらえる事になった
いらっしゃいませ
カバーをおかけしますか?
金額を言って、お金を受け取り釣銭をお返し
そして、深々と頭を下げてありがとうございました
単純な作業だと言うけど、美咲ちゃんに笑顔を忘れないように言われていたから、笑顔を絶やさずに丁寧な接客を心がけようとしたんだけど、初めは表情も硬くて緊張で声も指も震えてしまって、漸く慣れてきた頃にはお店が閉店する頃だった
「月城さん!!」
「はっ、はい!!」
「最後の方は接客も良かったよ
この調子で頑張って下さいね」
「あ、ありがとうございます」
閉店の準備をしている中、店長が満足したような声をかけてくれた
こんな私を雇ってくれた店長
接客に不向きだと断れた中、一緒に頑張りましょうっと言ってくれた店長のご好意に応えたい
それに自分も変わりたい
積極的とはいかないけど、沢山のお客様に接する事で対人恐怖症を克服したかった
「悠ちゃん
これからご飯食べに行かない?」
「ご飯?
ちょっとお母さんに聞いてみるね!!」
きっとお母さんは夕食の準備をしちゃっているだろう
今までの私は誰かと食事をするなんてなかったから、何て言うかドキドキしながら携帯で自宅に電話をかけてみた
【はい
月城でございます】
「もしもし、お母さん?
私、悠璃だけど‥‥」
【悠璃?
どうしたの?】
「あのね‥‥
今日、アルバイト先でお友達になった美咲ちゃんとご飯食べに行ってもいいかな?」
【も、勿論、良いわよ!!
美咲ちゃんに宜しく伝えてね
あと、今度遊びに来てねって伝えてくれる?】
「う、うん♪
分かった~
じゃあ、切るね!!」
いらっしゃいませ
カバーをおかけしますか?
金額を言って、お金を受け取り釣銭をお返し
そして、深々と頭を下げてありがとうございました
単純な作業だと言うけど、美咲ちゃんに笑顔を忘れないように言われていたから、笑顔を絶やさずに丁寧な接客を心がけようとしたんだけど、初めは表情も硬くて緊張で声も指も震えてしまって、漸く慣れてきた頃にはお店が閉店する頃だった
「月城さん!!」
「はっ、はい!!」
「最後の方は接客も良かったよ
この調子で頑張って下さいね」
「あ、ありがとうございます」
閉店の準備をしている中、店長が満足したような声をかけてくれた
こんな私を雇ってくれた店長
接客に不向きだと断れた中、一緒に頑張りましょうっと言ってくれた店長のご好意に応えたい
それに自分も変わりたい
積極的とはいかないけど、沢山のお客様に接する事で対人恐怖症を克服したかった
「悠ちゃん
これからご飯食べに行かない?」
「ご飯?
ちょっとお母さんに聞いてみるね!!」
きっとお母さんは夕食の準備をしちゃっているだろう
今までの私は誰かと食事をするなんてなかったから、何て言うかドキドキしながら携帯で自宅に電話をかけてみた
【はい
月城でございます】
「もしもし、お母さん?
私、悠璃だけど‥‥」
【悠璃?
どうしたの?】
「あのね‥‥
今日、アルバイト先でお友達になった美咲ちゃんとご飯食べに行ってもいいかな?」
【も、勿論、良いわよ!!
美咲ちゃんに宜しく伝えてね
あと、今度遊びに来てねって伝えてくれる?】
「う、うん♪
分かった~
じゃあ、切るね!!」