密恋~貴方に触れたくて~
翌朝
いつものように、悠兄に服装をチェックされている
はぁ~
この瞬間が、毎朝緊張するんだよね
今日の私の服装は薄いピンクのキャミにチェニックを合わせ、下にはジーンズのショートパンツを履いてる
大丈夫かな‥‥
「よし、合格点だ!!
最近は自分が何が似合うか分かってきたみたいだから、好きにして良いぞ!!
ただし、買い物は俺か菜々子と一緒だけどなっ」
「はっ?
えっ?
もうチェックなしで良いの?」
まるで小さな子供をよしよしするように私の頭を撫でた悠兄に、やったーとばかりに笑顔を向けた
そして仕事に行く父と兄を玄関で見送り、母とリビングに向かって歩きだすと、突然閉められた玄関のドアが開き、廊下で驚いている私の前に父が歩いて来た
忘れ物かな?
そんな事を思っていると、いきなり父が私を抱き締めたのだ
「悠璃は何を着ても可愛いぞ!!
どうだ?
建築士になるなんて辞めて、うちの会社で働かないか?
建築士なんて、そんな危険な仕事なんて可愛い悠璃にさせたく‥「貴方、いい加減になさい!!
本当に何度言ったら分かるんですか?
菜々子さんが待ってますよ!!
お待たせしたら申し訳ないでしょ?
貴方は社長なんですから、早く仕事に向かって下さい」
私を抱き締めた父の言葉を遮った母は、父の背広を引っ張り私から引き離した
そして、そのままズルズルと玄関に追いやられる父の姿は少しションボリしている様子だった
お母さん、相変わらず強いな(笑)
「全く、諦めが悪いんだから‥‥
悠璃は気にしなくて良いわよ
お母さんは手に職を持つのには大賛成なんだからね♪」
「お母さん、私ね‥‥
大学に行って、本当に良かったって思ってるんだ♪
私、綺羅以外にも莉子に小乃葉に、仁美ちんって友達が出来て楽しいの!!
それにサークルにも入ったんだよ~
サッカー愛好会ってサークルで、凄く楽しみなんだ♪」
「あら、本当に楽しそうじゃない
私も早く悠璃のお友達に会いたいわ♪」
私の話を聞いて、母も楽しそうだった
いつものように、悠兄に服装をチェックされている
はぁ~
この瞬間が、毎朝緊張するんだよね
今日の私の服装は薄いピンクのキャミにチェニックを合わせ、下にはジーンズのショートパンツを履いてる
大丈夫かな‥‥
「よし、合格点だ!!
最近は自分が何が似合うか分かってきたみたいだから、好きにして良いぞ!!
ただし、買い物は俺か菜々子と一緒だけどなっ」
「はっ?
えっ?
もうチェックなしで良いの?」
まるで小さな子供をよしよしするように私の頭を撫でた悠兄に、やったーとばかりに笑顔を向けた
そして仕事に行く父と兄を玄関で見送り、母とリビングに向かって歩きだすと、突然閉められた玄関のドアが開き、廊下で驚いている私の前に父が歩いて来た
忘れ物かな?
そんな事を思っていると、いきなり父が私を抱き締めたのだ
「悠璃は何を着ても可愛いぞ!!
どうだ?
建築士になるなんて辞めて、うちの会社で働かないか?
建築士なんて、そんな危険な仕事なんて可愛い悠璃にさせたく‥「貴方、いい加減になさい!!
本当に何度言ったら分かるんですか?
菜々子さんが待ってますよ!!
お待たせしたら申し訳ないでしょ?
貴方は社長なんですから、早く仕事に向かって下さい」
私を抱き締めた父の言葉を遮った母は、父の背広を引っ張り私から引き離した
そして、そのままズルズルと玄関に追いやられる父の姿は少しションボリしている様子だった
お母さん、相変わらず強いな(笑)
「全く、諦めが悪いんだから‥‥
悠璃は気にしなくて良いわよ
お母さんは手に職を持つのには大賛成なんだからね♪」
「お母さん、私ね‥‥
大学に行って、本当に良かったって思ってるんだ♪
私、綺羅以外にも莉子に小乃葉に、仁美ちんって友達が出来て楽しいの!!
それにサークルにも入ったんだよ~
サッカー愛好会ってサークルで、凄く楽しみなんだ♪」
「あら、本当に楽しそうじゃない
私も早く悠璃のお友達に会いたいわ♪」
私の話を聞いて、母も楽しそうだった