アンサツシャ
本部に着いたレインはいつものように車を停め、地下五階に向かった。
部屋に入ると、正面のモニターにフランドル総裁が写る。
フランドル「よくきたなNo.Ⅳ。
さっそくだが任務を命令する」
手下「No.Ⅳ、これを」
横に立っていた手下が、レインにカードと封筒を手渡した。
レイン「……」
フランドル「任務の内容はすべてカードに記憶させている。
また、今渡したその封筒には、任務に必要な物を入れてある。
今回はかなり重要な任務だ。
難易度も高い。くれぐれもヘマしないようにな。
では……」
そう言ってモニターの画面が消える。
レインはカードをコートの内ポケットに入れ、部屋から出た。