Raindrop~Mikoto side
橘邸で楽しく過ごした後は、その足で隆明さんの待つニューヨークへ発たなければならなかった。
飛行機の時間ギリギリまで拓斗くんと花音ちゃんの淹れてくれたお茶を楽しんで、それから最後に『雨だれのプレリュード』を4人で奏でて。
優しい雨に包まれた私は、本当にしあわせな気分で迎えに来たリムジンに乗り込んだ。
最後の最後に和音くんを振り返り、「ありがとう」を何度も心の中で呟きながら。
乗ってすぐ、携帯にメールがきた。
『もうすぐ飛行機の時間かな? あのバカヤローになんかされたらすぐに連絡しな。飛んでいってやるから』
……アキちゃん。
握りこぶしを作って今にも飛び掛っていきそうな怒りの表情のアキちゃんが目に浮かぶような文面に、思わず笑ってしまう。
そのすぐ後、柚貴くんからもメールが届いた。
『俺たちはいつでも水琴ちゃんの味方だからね。本当に、何かあったら言うんだよ。気をつけていってらっしゃい』
柚貴くんの部屋から、2人一緒にメールを送信したのだろうか。
仲の良い2人の顔を思い浮かべ、更に笑みが漏れる。
飛行機の時間ギリギリまで拓斗くんと花音ちゃんの淹れてくれたお茶を楽しんで、それから最後に『雨だれのプレリュード』を4人で奏でて。
優しい雨に包まれた私は、本当にしあわせな気分で迎えに来たリムジンに乗り込んだ。
最後の最後に和音くんを振り返り、「ありがとう」を何度も心の中で呟きながら。
乗ってすぐ、携帯にメールがきた。
『もうすぐ飛行機の時間かな? あのバカヤローになんかされたらすぐに連絡しな。飛んでいってやるから』
……アキちゃん。
握りこぶしを作って今にも飛び掛っていきそうな怒りの表情のアキちゃんが目に浮かぶような文面に、思わず笑ってしまう。
そのすぐ後、柚貴くんからもメールが届いた。
『俺たちはいつでも水琴ちゃんの味方だからね。本当に、何かあったら言うんだよ。気をつけていってらっしゃい』
柚貴くんの部屋から、2人一緒にメールを送信したのだろうか。
仲の良い2人の顔を思い浮かべ、更に笑みが漏れる。