The world is changed story




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私の家とは比べ物にならないくらいの広さ、

天井をぐるりと見渡せば、

高くはないけど白と温かい橙の証明が柔らかい。



服を脱いで、浴室の扉を開く。

素手に、少しひんやりとしたガラスの感触が伝わる。



「わ…」



思わず声が漏れた。



古い書記で見た、

ぷらねたりうむ、っていうのはこういう感じなんだろうか。

書記に小さい写真が載っていたのを思いだす。



星がいっぱいに広がって、空に浮いたような感覚。


地上の星と、夜空の星がくっついて、

まるで私もたくさんの星の中の一つになった気分だ。


流星は、生まれてから2回しか見たことがないけど、

大きな浴槽の中で星を眺めているとどこからか飛んできそうな気がする。



こんなにも綺麗で美しい世界を今まで知らなかった。

どうして知らなかったんだろう、って思うけど、

今こうして知ることができて、実感することができた。

それだけで私はこの世界に生きていてよかった。って思う事ができる。



こんな風に人に笑顔にしてもらえる事ができるのなら、

私でも、人を笑顔にしてあげる事ができるのかな。







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