お前は俺がもらう


「結耶が来てくれなかったら

私は、死んでた。
後悔したままきっと…

学校にも行けないってなると
私の居場所がないんだよねっ」

私が無理に笑顔を作っていると
結耶が私の目の前にきて
頬に温かい手の温もりを感じる。

私を強くみて
結耶も目を逸らないでいてくれた。

「ここにいれば奴は来ねぇから心配すんな」

「うん…みんな、ありがとうっ」

そのまま頭をグィっと
結耶の胸に。

私は、結耶に抱き締められると
本当に落ち着ける。

私は、いい人たちに出会えて幸せだ。
ほんのり笑顔を見せると
“なんだ、笑えんじゃん”と言われた。

< 26 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop