お前は俺がもらう


「結耶!」

「こいつを連れて早くいけ」

「うわっ!この子血まみれじゃん!
女に殴るやつ誰だよ!

俺がそいつぶっ殺す!」

「いいから
早く安全な場所に

手当てちゃんとしろ」

「チッ、結耶ばっか暴れて
ずりぃよ!

楊さん呼ぶよ!」

「あぁ、頼む」

私を助けてくれたのは
結耶だとわかった。

私は、彼の方にチラリと
目をやると、私と目があっていった。

「すぐ戻る」と


結耶の友達に抱っこされ
車をスタートされた。

「捺衣!!」

「…おっさん、今はそんなこと
考える暇はねぇぞ」

「てめぇ!」

おじさんは、結耶に殴り込もうと
てを構えてきたけど
結耶は、避けておじさんのお腹に適中した。

おじさんは、埋めてお腹を抑える。

手を払い、結耶は、その場を後にした。

「るさねぇっ
捺衣もお前らも殺してやる!」


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