ヤンキー少女は純情ちゃん!



「てめっ……!これが狙いか!」

「当たり前だろ」


最低だ!智にはめられた…


智はあたしが恥ずかしがってるのを見て楽しんでるんだ!



ちなみにあたしの水着は白いビキニで首のとこも背中のとこも紐で胸元には大きなリボン。

下はスカートタイプだけどほとんど足が見えてる。


とりあえず上も下も布面積が少なすぎて恥ずかしい。


「智パーカー返せー!」

「無理」


パーカーを取り返そうとするとひょいっと上に上げられて届かなくなった。


「~~~~っ!鬼!」


ぴょんぴょん跳ねて取り返そうとしてると雅輝と隆斗が顔を真っ赤に染めた。


「………?隆斗たちなんで顔赤いの?」


あたしがこう言うと周りは口々に


「うわ……自覚なしかよ」

「立ち悪いですね……」

「僕、やばいかも」

「ねむ……あつ……」


青鬼のみんながよく分からないことを言いだした。


慎弥はいつも通り眠いしか言わない。


「………なにが?」


本当に分からないから聞いたのに盛大にため息をつかれた。



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