「1/4の奇跡」左側の君に【完】
へらへらと笑っている拓人が、
なんだか切なそうに見えて、
私はぎゅっと拓人に抱きついた。
「なんでもいいから、私に話してみてよ・・・」
しばらく抱きついていたら、
そっと拓人も抱きしめてくれた。
「もう・・・かよ・・・」
外はすっかり暗くなってしまい、
ショッピングモールがライトアップされた。
「花音・・・このまま聞いてほしい。
今からずっげー大事な話するから。
いいか・・・顔あげんなよ」