モラルハザード

「ママ、りいさもジュース、ちょうだい」

「あら、りいさ、もうそんなおしゃべりが出来るようになったのね」


2歳を過ぎてから、莉伊佐は3語文を話し、語彙もどんどん増えた。


「莉伊佐は本当に賢い子ね、あなたは聖英幼稚舎に行くのよ」

私は莉伊佐を抱き上げて頬ずりをした。


「ママ、ジュース」

何のことかまだわからない莉伊佐は私の顔を見つめている。

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