モラルハザード

───

ぐったりと疲れて、家に帰った。

ランチもあの騒ぎで食べ損ねたけど、まるで食欲がわかない。

斗夢には、帰りにハンバーガーを食べさせたけど、私はそれも

つまむ気にもなれなかった。

「…ただいま」

「おかえり」

透?え?どうしたの?

お笑いの印象つけるために、透はずっとくるくるしたパーマをあてていた。

その髪型をすっかり変えて、さっぱりとカットしている。


「…髪型変えたの?」

斗夢も、ちょっとおかしな顔をして透の顔を眺めている。
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